代襲相続について/北摂中央法律事務所(兵庫県川西市/宝塚市)

代襲相続について

■代襲相続とは?
子が相続人となる場合に、子がすでに死亡していた場合、孫がいる場合には孫が代襲相続人となり、財産を受け継ぐことになります。
さらに孫も死亡してる場合は、再代襲が認められていますから、ひ孫が相続人となります。
兄弟姉妹の場合にも、代襲相続が認められており、相続人となる兄妹姉妹が死亡していた場合には、甥や姪が代襲相続人となります。
ただし、兄妹姉妹の場合には再代襲は認められておらず、甥や姪の子供は相続人となりませんので注意が必要です。
また、相続人が相続放棄した場合には代襲相続は認められませんので注意が必要です。

■代襲相続におけるトラブル
代襲相続の場合には、被相続人や他の相続人と代襲相続人の関係性が薄いということがよくあります。
そのような場合には代襲相続人が、親族間の関係を十分に理解しないまま権利を主張してくることや、相続手続きに協力してくれないケースも多く、トラブルが生じる可能性が高いです。
また、代襲相続人の立場からの問題点としては、相続人が代襲相続に関して否定的で、財産を隠されてしまう可能性がある点が挙げられます。代襲相続はトラブルになりやすい相続の形態であることから十分注意が必要です。

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